プラスになる休憩をとろう!
こんにちは!
2017年になり一月程過ぎました。皆様いかがお過ごしですか?
寒い日が続くため、帰宅後コーンスープを飲むのがマイブームの澤野です。
1月も終わりに差し掛かり、受験シーズン真っただ中ですね。
風邪は引いていませんか? 体調を崩してはいませんか?
勉強中もしっかり暖かくして、この寒い冬を乗り越えましょう!
今回は前回に引き続き、【集中力】に関する記事を書いていこうと思います。
前回の記事はこちら→ 集中力を維持・向上させるコツ!
今回のテーマは、ずばり『休憩』!
集中力と全然違うテーマでは…?と思う方もいるでしょう。
しかし休憩は、集中力を維持するためになくてはならないものなのです。
長時間切らさずに集中力を維持するのは難しいです。
維持できる時間は、一般的に90分程といわれています。
そして個人差もあるので、2時間くらい継続できる人もいれば15分で切れてしまう人もいるでしょう。
いきなり長時間集中出来るようになるのは難しいですが、経験を重ね集中する癖をつけることができれば、自ずと継続時間も伸びてきます。
受験や定期試験であったり、長い時間集中を繰り返ししなくてはならない場面は必ずあります。
そのような場面に備えて、日頃から集中力を養っていきましょう!
「でも、いつも20分くらいで気が散ってきちゃうんだよな…」
大丈夫!
そんな時はどうすればいいのかというと、間に休憩を挟むのです。
休憩を挟むといっても、闇雲に休憩するのと効率よく休憩するのでは効果が全然違ってきます。
集中力アップに繋がる休憩の方法をいくつかご紹介したいと思います。
1:休憩のタイミングを逃さない
なんだか疲れたなと思ったり、ノートから目を離す回数が増えたり、明らかに自分で集中力が切れてしまったと感じる時は、すぐに小休憩を挟みましょう。
『まだ15分しかやってないからーー』『どうしてもこの問題まで終らせたいからーー』と、集中力の切れてしまった状態でズルズル続けても、効率が悪くなってしまうだけです。
ここは潔く休憩で気持ちをリセットし、再度続きをやった方がスムーズに先へと進める事ができます。
2:休憩中は気持ちが切れないように
休憩を長く取り過ぎてしまうと、勉強へ向けられた気持ちが切れてしまって、再びやる気になるまでにまた長い時間を要してしまうことがあります。
休憩中にちょっと目についた漫画や雑誌を軽い気持ちで開いてみたら、そのまま30分読み続けてしまったという経験ありませんか?
一度気持ちが切れ逸れてしまうと、再び元へ戻すのは難しいです。
休憩は10分程度を目安にするのが良いでしょう。
45分続いたから10分、15分で途切れてしまったから5分、などアレンジするのが良いと思います。
また、小休憩の間は、漫画やゲーム、スマートフォンなど興味が移ってしまう事は極力避けましょう。
休憩はリラックス/リフレッシュに費やす時間です。
頭を使ったり、たくさん別の情報が入ってくるようなことをしてしまうと、休憩にならなくなってしまいます。
3:あえて問題の途中で休憩を挟んでみる
心理学で《ゼイガルニク効果》というものがあります。どのようなものかというと…
目標が途中で中断されたものは記憶に残りやすい、気になってしょうがなくなる
といった心理効果です。
旧ソ連の心理学者ブリューマ・ゼイガルニクが発見した事からその名前が付けられています。
ドラマや漫画でも話の途中で「次回へ続く!」と言われると、余計気になってしまう…これもゼイガルニク効果の一つです。
関心のある事に対して効果が絶大なのは一目瞭然ですが、関心の薄いものでも『途中だ』という認識があるだけで、脳は無自覚に意識してしまうものなのです。
休憩に入る前に次の問題文だけサッと読んでみたり、もう少し集中力が維持できそうでも時間で区切り途中で休憩を挟んでみる等を試してみましょう。
休憩後に勉強を再開する際、いつもよりやる気が衰える事無くスムーズに始められるのではないでしょうか。
万人に効果があるというわけではないかもしれませんが、この方法が自分に合うなと感じた方は是非取り入れてみてください。
いかがでしたか?
休憩にも様々な入り方がありますね。
自分に合う休憩の仕方を見つけ、それを上手に取り入れる事で、集中力の維持可能時間の強化へ繋げましょう。
「今日の記事に書いてある休憩の取り方で、『漫画やゲームや、スマートフォンも極力避けた方が良い』と言っているけど、じゃあ休憩中は何をすれば良いの?」
と、思う方もいますよね。
次回は10分の休憩中にできるリラックス方法やリフレッシュ方法を紹介したいと思います。
では、また次回の記事でお会いしましょう!