株式会社ライフブリッヂ 社員ブログ

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高校受験を成功させる大きな要因。内申点の必要性とは?

高校受験において最も大切とされていることのひとつに、内申点があります。公立高校では特に内申点の配分が高いのが一般的で、合否判定をする上での重要な要素となってきます。ここでは、内申点の大切さと高校受験を成功させるための内申点対策について詳しく説明していきます。

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内申点の大切さについて

内申点というのは、高校受験をする生徒が、中学校でどのような学校生活を過ごしたのか、どれくらい一生懸命学習に取り組んだか、授業はどの程度理解しているか、などを総合的に評価し、点数化したもののことです。

点数の算出方法や、どの学年の内申点を使用するかは各都道府県によって若干異なりますが、高校入試の場合には多くの学校で内申点が50%、試験の点数が50%という配分で合否を判定しています。試験当日の点数が多少悪くても内申点が高ければ合格をもらえることもあれば、内申点が低いというだけで希望の高校を受験することが出来ない場合もあるのです。

また、内申点が高ければ学科試験が中心の一般入試ではなく、面接が中心の推薦入試を受けられ、高校合格に向けて近道をいくことも可能になります。内申点の高さはそれだけでかなりのアドバンテージになりますから、点数対策は万全にしておきたいものです。

テストだけでなく普段の授業態度も大切

「内申点を上げるためには定期テストで高い点数を取ればいい」というのは大きな間違い。実際のところは、テストが50%、授業態度が50%というのが内申点の内訳です。いつもテストで良い点数を取っているのに内申点が上がらないという場合には、普段の授業態度に問題がある場合も少なくありません。ノートの取り方はもちろん、提出物を期限内に出すかどうか、授業態度はどうか、挙手の回数はどうかなど細かなことが評価の対象となっているのです。逆に言えば、テストの点数を大幅にアップすることは難しくても、普段の授業態度における評価を上げることは出来ます。

忘れ物をせず、提出物をしっかり出し、挙手の回数を増やすなど、積極的に授業に参加する姿勢を見せることが大切です。また、中間・期末などのような定期テストだけでなく、先生が独自に行うミニテストなどでもしっかりと点数を取れるようにしておきましょう。

受験科目以外も大切に

内申点は全ての教科の合計ですから、音楽、体育、美術など受験教科とは直接関係のない『副教科』の成績もしっかりおさえておきましょう。副教科については、ほとんどの学校が定期テストを行いませんので、普段の授業態度や提出物の期限厳守などが評価のポイントになってきます。つまり、努力次第で成績を上げることが可能ですから、受験教科の中で苦手な部分を、副教科の成績によってカバーすることもできるわけです。

これらのことを踏まえて親ができるサポートとしては、日頃から子供とコミュニケーションをしっかりとることで、学校での様子を把握し、必要なアドバイスをすることではないでしょうか。学校のテストなどについては、家庭教師などに相談をして事前に対策をしておくことも大切です。