株式会社ライフブリッヂ 社員ブログ

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志望大学が決められない。そんな悩みを解決する大学選びのポイント

将来の夢やなりたい職業などが明確に決まっている人たちは別として、大学進学はしたいけれど、どのような大学に進めば良いのかいまひとつ決められないという人は意外と多いはずです。ここでは、将来を左右する大切な選択でもある、大学選びのポイントについて詳しく説明していきます。

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大学で何を学びたいのか

大学受験の志望校を決めるとき、多くの生徒が「現在の自分の学力で入れる大学はどこか」ということを目安にしています。自分の学力と同等レベルの大学を志望校にすることで確実に合格を狙いたいという考えなのでしょうが、将来を左右する大切な分岐点なのですから、少し上のレベルの大学を狙って努力してみることも無駄ではないでしょう。目標とする大学のレベルに到達するために勉強することこそが受験の神髄だとすると、志望校の選択肢を自分の学力によって狭める必要はないはずです。

それよりも大切なことは、興味や関心を持っていることはなにか、得意分野や秀でた能力はなにか、自分自身をしっかりと分析したうえで、「自分は大学で何を学びたいのか」という目的を把握することが大切です。目的が明確にさえなれば、そのためにはどの学部・学科を選ぶのか、その学部や学科のある大学はどこかということが自ずと定まってくるはずです。

大学の校風について

自分にとっての『良い大学』というのは、その大学の知名度や偏差値で決まるわけではありません。大学の知名度や偏差値の高さだけで志望校を選んでしまうと、入学後に「こんなはずではなかった」と後悔してしまうことだってあるのです。そうならないためにも、大学の校風を事前にしっかりとリサーチしておくことは大切です。

例えば、海外からの留学生が多く国際色の強い大学や、教授との距離が近いアットホームな大学、男女の比率、サークルの充実度、通っている学生の雰囲気など、大学によって校風はさまざまです。自分らしくキャンパスライフを満喫するためにも、自分に合った校風の学校を見極めることも大切です。

経済的な部分を考慮して大学を選ぶ

大学の志望校を決める際、何を勉強したいのか、どういう環境で大学生活を送りたいのかという具体的な部分は、実際に大学を受験する子供自身が決めるべきことですが、経済的な部分に関しては、親の希望をしっかりと子供に伝えておくことも大切です。学費が高すぎて実際の生活に支障がでるようでは、4年間の大学生生活を継続することは困難です。大学は国立、私立、文系、理系によっても学費が大きく異なりますので、どこまでの費用を出すことができるのかという点を親子であらかじめしっかりと共有した上で志望校を考えていくようにしましょう。

とはいえ、経済的な負担だけがネックになって志望の大学を諦めてしまうのであれば、奨学金制度の利用や教育ローンの利用などを検討してみることも大切です。

これからの受験勉強をより効率よく進めていくためにも、まずは志望大学の決定がなによりも大切です。受験シーズン直前になって行きたい大学が決まっても、受験に必要な科目を高校の授業で選択していない場合もありますので、出来るだけ早い段階で目標を決めて準備しておくように心がけましょう。