株式会社ライフブリッヂ 社員ブログ

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子どもの人生の岐路となる、高校受験の学校選びの見極め方

高校受験において大切なことは、まずどの学校を選ぶのかということです。どの高校に進学するかは、その後の進路を決定する上でとても大切な岐路となり得るもの。親としては、子供に合った高校を見極め、後悔しない進路設計をサポートしていきたいものです。ここでは、高校受験の際の学校選びのポイントを詳しく説明していきます。

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高校へ進む目的から考える

高校受験というと、志望校に合格することばかりを考えてしまいがちですが、大切なのは合格したあとだということを忘れてはいけません。その高校で自分が何を勉強したいのか、どのような活動に力を入れたいのか、高校卒業後にどのような道へ進みたいのか、大学進学か就職かなどによっても選ぶべき高校は変わってきます。

例えば、大学進学を希望するのなら特進コースのある高校を選ぶとよいでしょうし、就職をしたいのであれば商業科で即戦力となるスキルを身につけるのも良いでしょう。卒業後に外国の大学へ留学するなら英文科のある高校へ、または部活動に力を入れたいのなら、その部活が強い高校を選ぶというのも方法のひとつです。
高校受験に合格することはゴールではなく、あくまでも目的のための通過点であるということをしっかりと理解しておくことが大切なのです。

進学先によって大きく異なる学費

現実的な問題として、志望校の学費がどれくらいかということも気にしておきたいポイントです。高校は公立、私立、専門系などによって学費が大きく異なるため、事前にしっかりと情報収集しておくようにしましょう。一般的な年間授業料は次の通りです。

  • 公立高校…0円(所得制限あり)
  • 私立高校…23万円程度(私学助成制度あり)
  • 公立高等専門学校…23万円程度(1〜3年生までは無償)
  • 私立高等専門学校…80万円程度

2010年度から公立高校授業無償化と高等学校等就学支援金が設けられたことによって経済的な負担は少なくなったものの、授業料以外にもかかる費用などを合わせた上で、各家庭の経済状況に合った学校を選ぶことが大切です。

進学先の校風を知っておく

自分が進学を希望する高校がどのような校風なのかを知っておくことも大切です。共学かどうか、制服の有無、立地状況、学校行事の内容などは各高校によって大きく異なる部分です。自分が入りたい部活動がその高校にあるかどうか、どのような課外活動を行っているかなど、入学後の学校生活を具体的にイメージしながら情報収集をすることが大切です。できるだけ多くの学校説明会や体験入学に参加をしておくと、志望校を比較的スムーズに決定することができるはずです。
事前リサーチでは、通学手段や通学にかかる時間はもちろん、実際に通学している学生の雰囲気などをチェックすることもお忘れなく。

高校は義務教育ではありませんから、より自由な選択肢のなかから自分の進路を選ぶことができます。目的、学費、校風などのポイントを明確にして、後悔しない進路決定をしていくことが大切です。

学生家庭教師会では、進路相談にも乗っております。高校受験の進路は重要な決断です。一人で悩まずに周りの方や家庭教師などにも相談をして後悔のない選択をしてください。